【合格体験記】SC-300に2週間で合格した勉強法

Microsoft認定資格の中級セキュリティ資格に挑戦したい!

SC-300の効率的な勉強方法を知りたい!
2025年12月、Microsoft Identity and Access Administrator(SC-300) を受験し、724点でギリギリ合格しました!
本当は1ヶ月勉強する予定でしたが、バウチャーの期限が迫ってしまい、実質2週間の短期勝負で挑むことに…。
それでも合格できたので、これからSC-300を受験する方に向けて、勉強方法・難易度・実際に出た問題の傾向をまとめます。
SC-300とは?
SC-300は、Microsoftの中級レベルのセキュリティ資格で、ID管理・アクセス制御に関するスキルを評価する試験です。
Azure AD(Entra ID)を中心に、以下の分野が問われます
- ID / アクセス管理の設計
- 認証・認可の設定(Conditional Access など)
- アプリケーションへのID統合
- 特権アクセス管理(PIM など)
SC-900より一段階難しく、実務に直結する内容が多いのが特徴です。
受験時点のスペック(保持していた資格)
SC-300受験時には、以下の資格をすでに取得していました。
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- AZ-900
- AZ-104
- SC-900
特に SC-900 と AZ-104 の知識は SC-300 と相性が良く、理解の助けになりました。

勉強期間は2週間
本来は1ヶ月かけるつもりでしたが、
「バウチャーの期限が…ヤバい!」
と気づき、急きょ 2週間 に短縮。
1日2〜3時間ほど、ひたすら ExamTopicsを回し続けるスタイルで追い込みました。
勉強方法:ExamTopicsをひたすら回す
今回の勉強方法はかなりシンプルで、ExamTopicsだけです。
- 解く
- 間違えたところを確認
- 再度解く
ひたすらこの繰り返し。
SC-300は知識というより、問題文のクセ・サービスの用途・設定内容の違いを理解した方が点が伸びます。
試験の難易度と出題形式
出題形式の内訳
実際の試験は約70問ほどで、140分で解く必要があります。試験内容は、こんな構成でした。
- 選択問題:約50問
- シナリオ問題:6問
- ケース問題:8問
出題順番
私は選択問題→シナリオ問題→ケース問題の順で出題されました。
※AZ-104と同様、人によって順番が変わる可能性があります。
SC-300で感じた難しさ
- ケース問題のシチュエーションが似ていて紛らわしい
- 同じ設定でも視点が変わると選択肢が変わる
- Conditional Access / PIM / App registration など細かい仕様理解が必要
特に ケース問題は同じシナリオの別視点で聞かれることが多く、混乱しやすい印象でした。
これからSC-300を受ける人へのアドバイス
- 時間がなくてもExamTopicsを徹底的に回せば戦える
- Azure AD(Entra ID)の概念は理解しておく
特に、「設定の違いによる挙動」を押さえておくと、正答率が大きく変わります。
まとめ:SC-300は中級だけど戦略次第で短期間合格できる
SC-300は、SC-900よりも1つのサービスに対して問われる内容が深く、密度の高い問題が出るため難易度は一段上という印象です。
それでも、出題範囲を正しく押さえてポイントを絞って勉強すれば、短期間でも十分合格を狙える試験だと感じました。
ID管理は今後ますます重要になる分野なので、SC-900を取得した人には、ぜひ挑戦してほしい資格です。
これからSC-300に挑む方の学習の参考になれば嬉しいです!


